米軍思想を体現する、戦術対応リアル・リコイル・ライフル

M4A1カービンは現在、米陸軍兵士の大半が標準装備しているアサルトライフルである。このM4A1にUS SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)により開発されたSOPMOD-1(Special Operations Peculiar Modification-1/特殊作戦用装備-1)M4A1キットを装備したものを俗にSOPMOD M4と呼称する。
特徴としてはキャリングハンドルを着脱式とし、レシーバー上にピカティニー・レールを装備しているため、ピカティニーレール対応の各種光学機器などのアクセサリーの取り付けが可能となっている。
これに加えて米国・ナイツアーマメント社によって開発されたRIS (Rail Interface System) ハンドガードシステムを装備することにより、各種光学機器やレーザー、フラッシュライト、フォアグリップなどピカティニーレール対応アクセサリーを取り付けることを可能とし、多種多様な戦況に対応できるようになっている。
米陸軍では近年、M4A1にかわる新型アサルトライフルの選定などの噂が現れては消えという状況が続いているが、幾度のトライアルを実施しても未だM4A1を完全に置き換えるほどの優位性を実証できるアサルトライフルが出現しないこともあり、まだまだ当面は米陸軍主力ライフルの座は揺るがないようである。
 
特殊作戦対応構成──その思想を、BOLTが撃ち応えとともに再定義する。
SOPMODスタイルの外装は、ピカティニーレール対応のRISハンドガードを中心に、光学機器・ライト・レーザー・フォアグリップなどの搭載自由度を最大限に確保。 任務に応じた構成変更が可能なモジュラー設計は、制式感と実用性を両立する戦術対応骨格として完成されている。
内部には、BOLT独自のBRSSユニット（Bolt Recoil Shock System）を搭載。電動ガンとは思えないリアルなリコイルショックが、撃つたびにショルダーへダイレクトに伝わり、操作感と没入感を大幅に向上させる。 BRSSの駆動音と衝撃は、単なる発射動作を“撃つ”体験へと昇華させる。
外装にはLMTタイプのカットリアサイト、クレーンストック、300連マガジンを標準装備。バッテリーはストック内に収納可能で、11.1V Li-Poにも対応。
 
BOLT製としての思想──撃ち応えと構成美を融合した、SOPMODスタイルのリアル・リコイル・ライフル。