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H&K MP5は、1960年代初頭・ドイツのヘッケラー&コッホ(H&K)社によって開発された近代的短機関銃(以下SMG)の雄である。

各国のミリタリー及びローエンフォースメントの特殊部隊で運用されていることもあり、任務と用途に合わせて非常に多くのバリエーションを持ち、アフターマーケットのアクセサリーも多彩。

 誕生してから50年以上経過する今もなおMP5が現役であり続ける理由は、同社のG3アサルトライフルと同様のローラー遅延式ブローバック機構が採用されたことに拠る。この機構の採用は、ボルトを閉鎖した状態から撃発サイクルがスタートする、所謂「クローズドボルト撃発」構造になったことを意味する。その結果、それまでのSMGが「拳銃弾をバラまく」ことに主眼が置かれていたのに対して、MP5は格段に高い命中精度を誇ることとなり、SMGの分野でエポックメーキングなモデルとなる。

 その命中精度は100m以内の近距離射撃であれば目標を正確に狙撃できる程と言われており、警察部隊では簡易狙撃銃として重宝され、対テロ作戦部隊などでは標準装備とされる他、世界最強と名高いUS Navy SEALSの一部にも配備されるまでとなっている。

MP5と言えば、バナナ型マガジンに9mm弾を使用するスタイルで広く認知されているが、FBIが採用した10mmAUTO弾仕様モデル(MP5/10)や.40 S&W弾仕様のMP5/40も生産された経緯があり、それらのモデルには樹脂製ストレートマガジンが装着される。

 

今回新しくなったMP5シリーズには、BOLT社とセキトー社との共同開発によって実現したMP5シリーズ専用のリコイルユニット、PEAKERが搭載されています。

BOLT社のラインナップのうち、唯一7.4V指定というバッテリーの制約があったMP5シリーズに対して、他のモデル同様に11.1V バッテリーでの運用が可能。その結果、従来比1.5倍の発射サイクル(約15発/秒)と、鋭いトリガーレスポンスを獲得。BOLT純正11.1Vでの駆動を無理なくこなし、実銃のサブマシンガンさながらの、シャープで小気味よく刻まれるリコイルショックが体感できます。

 

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MPR-9 P.E.A.K.E.R.

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